クリエイターズコラム
オフロードバイクとデザイン

こんにちは!ディレクターの秋山です。
皆さんは、昔憧れていたものはありますか?
僕は子供の頃から仮面ライダーに憧れていました。
その影響で自分もライダーになりたいと思い、学生の頃バイクに乗っていました。
その名もkawasaki KLX250es
kawasakiを象徴する黄緑色のボディが特徴的なデザイン。
あまり見ない形や色だったこともあり、
「おもちゃみたい」や「安っぽい」などと酷評されることが多かったのですが、
このほどよく汚れていて、色褪せている感じが好きでした。
この型はオフロードバイクと呼ばれるもので、
その名の通りどんな道でも走れるように設計されています。
起伏の多い場所を走行する際の衝撃を吸収するサスペンションや、
運動性能を上げるために敢えて軽めに作られたボディ。
必要な性能を追求しつつ、限りなく無駄を削ぎ落とした結果、このような形になったそうです。
バイクの特性上、元々ラフに使われる事を想定されているので、
汚れているほどカッコいいということもあり、乗れば乗るほど愛着が湧いていきました。
色々あってこのバイクは降りることになってしまいましたが、
今でも道路でオフロードバイクを見かけると当時のことをよく思い出します。
またいつの日か、黄緑色のバイクに乗れる日が来ることを夢見ています。