
毎週のように山に行ってしまう。
日本には、地形図に載っているだけで1万6千以上の山があるらしく
どれだけ行っても行き尽くすことはないのです。
なぜそんなに好きなのか。
ある程度の経験があれば、どこにでも行きたいところへ自由に行ける!
どのルートで行くのか、天気や道の情報を集めて計画するのも楽しい。
行って見たらコンディション最高でこの日この場所に来て良かった!という時。(逆ももちろんあります…)
もう無理〜というような急登を経て、山頂で食べるカップラーメンのとんでもない美味しさ!
その日やりたいように身体を動かせる。のんびり花の写真を撮りながら歩くとか、トレーニング的にスピードmaxで…など。
そして登れば登るほど、少しずつですが体力の限界が伸びていく。
などなど、好きな理由はたくさんあります。
その中でも1番は、スケールの大きな眺め・自然の造形に圧倒されること。
この瞬間があるかもという期待で、とても惹かれるのだと思います。
もともとインドアだった私が山に行くきっかけとなったのは、屋久島の白谷雲水峡・苔むす森のトレッキングでした。
屋久杉の原生林が苔に覆われ、古い木と新しい木が混然と絡み合う圧倒的緑の世界。
最古と言われる縄文杉が有名ですが、あちこちにある名もない巨木ですらその造形は強く
見ながら歩いているだけであっという間に時間が経ちました。
それから山にどんどんハマっていき、たくさんの心に残る眺めがありました。
燕岳の早朝、マジックアワーのなんとも言えない幸福感に包まれる色と光。
富士山山頂からは神目線かのような眺め。
安達太良山の爆裂火口の混沌は、違う星に来たみたい!
青天の雪山は立体感が際立ち、荘厳さに圧倒される。
同じ山でも、季節・天候・時間帯によって同じ景色はまたと無く
その貴重さも特別感を増してより惹きつけられるのでしょう。
自然の造形のように、人を惹きつけ心を動かす力をもつデザイン。
1つでも多く、そんな仕事ができるように
今週末も山に行こう!