
ジープと聞くと、多くの人がまず思い浮かべるのは、無骨で堅牢なデザインだろう。
その起源は、アメリカ軍が第二次世界大戦中に求めた軍用車にある。
1941年、ウィリス社が開発したジープは、高い耐久性と機動性を求められ
その結果生まれたデザインは「機能美」の極みといわれている。
戦後、ジープは市販車として転用され、アメリカの象徴的な車種となった。
無骨なデザインはオフロード車としての実力を誇示し、多くのファンを魅了し続けている。
ジープのデザインは、シンプルでありながらも力強く
まさに「形は機能に従う」を体現している。
初めにジープに触れたのは、実車ではなくラジコンカー。
とりわけタミヤの「ワイルドウィリー」は、幼少期に親に買ってもらって仲間と夢中で遊んだのを覚えている。
ワイルドウィリーは、ジープの特徴的なデザインを忠実に再現しながらも、遊び心を忘れないコミカルなフォルムと走りが魅力だ。
またオフロードでの本格的な走行性能は、子供から大人まで楽しめる要素になっている。
オフロードでの走行性能という点では、ジープのデザインは他に類を見ない。
高い地上高、強固なサスペンション、4WDシステムは、険しい地形でも安定した走行を可能にする。
ジープは「どこへでも行ける」車として、多くの冒険者にとっての理想の車になった。
ジープのデザインの魅力は
無骨さの中に美しさを見出すことができること。
機能性を追求するあまりに無駄を削ぎ落とした結果、純粋な美しさが生まれたといわれている。
これは、他の多くの車が装飾や流行を追求する中で、ジープが一貫して持ち続けている哲学であり変わらない魅力の一つだろう。
自分にとってジープとは単なる車として選択するものではなく、生き方にも近いものがある。
これまでにジープを2度乗り継いできたが今後もジープを選ぶことは変わらないだろう。
どうしょうもなくその存在とデザインに惹かれるのである。