観覧と非日常
「テレビ離れ」という言葉を耳にする昨今もテレビを見ない日は無い、テレビ好きのデザイナー河合です。 みなさんは番組観覧についてご存知でしょうか? テレビ番組を観ていると、収録を観ている人たちがたまに映り込んだり、 姿は映らずとも笑い声だけ聞こえたり、、一般人の番組収録への参加です! 私は妹に誘われて一緒に行ったのがきっかけで、最近では月に1回くらいは行くようになりました。 醍醐味は、何と言っても有名な方々に実際に会えることでしょうか…! 普段画面越しに見ている人たちが目の前にいる状況は、贅沢な非日常で気持ちも高まります! そんな中、私はついつい他のところも気になって見てしまいます…笑 それは、スタジオ内のセットや小道具、照明やカメラ、そこで働いている人たちの動きなどなど… 「普段私がみているものは、こういうセットや照明でできているのか〜」 そのつくり込み具合や煌びやかさに、細部までじっくりと見入ってしまいます。。 また、出演者、指示を出す人、カンペを出すスタッフの動きなどにも 「この人はこのタイミングでこう動くのか〜」と目がいきます。 なかなか見かけることのない珍しいカメラが動いていたり、 カメラマン、プロデューサー、照明スタッフ、音響スタッフ、ヘアメイクなど様々な職業の方が一堂に会している空間です。 違う業種の方の職場にお邪魔しているようなものなので、 中学生の時の職場体験学習を思い出すような感覚で新鮮なのです、、! 目の前で番組が出来上がっていく様子を間近で見られてワクワクしますし、 その場の空気を肌で感じ、立ち会えることも貴重だと思います。 企画の段階からキャスティング、準備、スタジオのセット、そしてやっと当日の収録。 収録が終わったら、次は編集する方がいらっしゃって… 最後の最後に私たち視聴者の元に届いている…と想像すると毎回毎回すごいことをされているのだなと。 普段私たちは出来上がったものを画面越しにさらっと観ているだけですが、 その背景には沢山の方々が関わっていて、毎週毎週途方もないことをされているのだ…と収録を観に行く度に実感します! 私も日々、ディレクターやクライアントと一緒にデザインをさせていただいていますが、 実際に手に取れる “ 物 ” として出来上がるまでには、先方の社員の方はもちろん、 印刷会社の方や包材メーカーの方、カメラマンさん、フードコーディネーターさん、 WEB案件であればコーダーさんなど沢山の方とつくりあげていることは番組制作と同じだと感じます。 多くの方が関わってくださっていることを忘れずに、 より良いデザインを生み出せるよう向き合っていきたいと思います!...